ダイエット外来で処方される抗肥満薬について解説!どんな種類があるのか調べてみた。

こんにちは、田中です。

今回は、ダイエット外来で処方される抗肥満薬(ダイエット薬)について調べてみました。通販で購入が可能な商品については自己判断・責任のもとで購入・使用するようにしましょう。

インターネット上には、MDクリニックやヤンヒーホスピタルダイエットなど、怪しい成分がたくさん入った薬が紹介されたり、入手ルートが提示されていたりします。ですが、これらの薬はダイエット外来や、医療用の薬としては使われることのない怪しい薬です。覚醒剤に用いられるような危険な成分が混ざっていることも多々あるのです。今回は、国内の医療機関で、医師の指導のもと、処方される薬にどういった種類があるのか、調べてみました。事前に情報を把握した上で、ダイエット・肥満外来を受診し、医師に相談・カウンセリングを受ければ良い治療に繋がるかもしれませんね。

メディカル・ダイエットなるものがある?

メディカルダイエットとは、医師管理のもとで医療技術を用いて行うダイエット方法のことです。自己流のダイエットとは違い、科学的見地から実施されるのが特徴。メディカル・ダイエットには食事療法の他に、メソセラピー(脂肪溶解注射)、ボトックス注射など様々な方法がありますが、今回は内服薬(ダイエット薬)を中心にみていきましょう。

メディカル・ダイエットで用いる内服薬は、①食欲抑制剤、②脂肪吸収抑制剤、③糖質吸収抑制剤、④サプリメントの4つに分けることができます。

食欲抑制剤

その名前の通り、食欲を抑制する薬を用いてダイエットするための薬です。食欲抑制剤を用いると「食べたい」という気持ちが抑えられ、少し食べると食欲が満たされるという、デブにはもってこいな薬なのです。代表的な薬では、サノレックス(マジンドール)があります。

サノレックスは麻薬取締法で向精神薬に指定されているため、医師の処方がないと入手することは出来ません。医師は、患者の施用目的以外で譲渡することはできないことになっているため、中国人に横流ししていた医師が逮捕される事件が起きています。サノレックスのような向精神薬は3ヶ月以上の連続使用は認められておらず、危険な医薬品とも言えます。必ず、医師の処方のもとで使用するようにしましょう。

コントレイブ

コントレイブは、アメリカのオレキシジェン・セラピューティックス社が開発した、肥満治療薬です。 脳内の食欲中枢と報酬系に作用し、欲欲求をコントロールすることで、食べる量をへらし、体重を維持したり、減少したりすることが期待できます。 コントレイブがどのように神経系へ作用して体重減少をもたらすか、完全には明らかになっておらず、副作用には十分に留意したほうが良さそうですね。FDA(アメリカの厚生労働省)で肥満治療薬として2015年に認可されています。コントレイブには価格が高い、というデメリットがあります。

マイシンバ

コントレイブのジェネリック医薬品になります。高額なコントレイブに対し、比較的安価に購入することが可能なのがマイシンバです。「コントレイブ買いたいけど高いしなぁ…」とお悩みの方は、マイシンバから試してみるのもよいかもしれませんね。

脂肪吸収抑制剤(脂肪吸収阻害剤)

脂肪吸収阻害剤は、食後1時間以内に飲むことにより、食事から摂取する脂肪分を、一定割合で体外に排出する効果が期待できる薬です。ダイエット薬として世界的に広く認知されています。食事から吸収される脂肪分にだけにしか期待できず、すでに体についてしまっている脂肪を減らす効果が認められているわけではありません。

脂肪の吸収を妨げるだけ、ですが、外食や自宅でのパーティーなどで、どうしても脂肪を多くとらなければいけないタイミングで効果が期待できそうです。

ゼニカル

ゼニカル(Xenical)は、経口服用により腸内のリパーゼに作用することで、結果的に腸管からの脂肪の吸収を阻害する薬です。吸収されなかった脂肪は、大便として肛門を介して排泄されます。オルリスタット(Orlistat)、Alli(アライまたはアリ)、ザモカル、オルリガル、フォビカル、オベリット、ビーファット等の商品名で販売されていますが、日本では製造や承認はされていません。アメリカ合衆国における治験の結果、1年間の投与により5%の体重減少が見られた成人が60%、10%の体重減少が見られた成人が27%いたと報告されています。なお、本薬は脂肪吸収阻害剤なので、食欲を抑制することはありません。

オルリファスト

オルリファスト(Orlifast)は、有効成分のオルリスタットを含有した肥満症治療薬です。ゼニカルと内容は同一といわれており、価格はオルリファストの方が安く販売されていることが多いです。

お尻から油が…脂肪吸収抑制剤を使う時はナプキンが必須!?

ゼニカルやオルリファストを使用する期間中は、男女問わず、ナプキンを使用するようにしてください。

脂肪吸収阻害剤は、脂肪の一部を吸収せずに体外に排出する薬です。つまり、腸で吸収されるはずのオイルが肛門からそのまま排出されます。それらのオイルは、便と同じ匂いがついている上に、油性のためパンツやズボンを通り越して染み出してくるのです。しかもこの時、本人には自覚がありません。気づいた時にはお尻から強烈な臭いが…といった事態を引き起こします。自宅であれば掃除で済みますが、外出先でやらかすと社会的に死にかけますので、必ずナプキンを使用するようにしましょう。

男性はLサイズのボクサー型サニタリーショーツがおすすめ

男性でナプキンの使用に抵抗感を感じる方は多いと思います。ですが、ことが起こってからでは遅いですし、かなりの確率でオイルが漏れ出る事態は発生します。社会的に死亡しないためにも事前に履いておくことをおすすめします。

オススメは、ボクサータイプのサニタリーショーツ(Lサイズ)と、夜用のナプキンです。ボクサータイプであれば、遠目に見た時に「女性用」パンツには見えないため、銭湯や温泉に行く時でも気兼ねなく使うことができます。夜用ナプキンで直径が長いタイプのナプキンは、男性の大きなお尻でもしっかりカバーしてくれるはずです。

糖質吸収抑制剤

α- グルコシダーゼ阻害薬やSGLT2阻害薬と呼ばれる薬です。

α- グルコシダーゼ阻害薬は、小腸でのブドウ糖の分解・吸収を遅らせることで、食後の急激な血糖値の上昇を抑えます。つまり、低GIダイエットと同様、インシュリンの分泌が穏やかになり、脂肪が形成されにくくなるという特徴があります。SGLT2阻害薬とは、腎臓に作用し、血液中の過剰な糖を尿として排出し、血糖値を下げる薬です。尿と一緒にナトリウムも排出されます。どちらも、低血糖になりやすいという副作用がありますので、糖質制限時に飲用したり、他の薬やサプリメントとの飲み併せは、十分に注意する必要があります。必ず、医師の指導のもとで服用するようにしましょう。

グルコパイ

グルコパイα- グルコシダーゼ阻害薬です。グルコバイは、糖質の消化・吸収を遅くすることにより食後の急激な血糖の上昇を抑える薬です。有効成分であるアカルボースが、小腸粘膜に存在する糖質(でんぷん、麦芽糖、砂糖など)を分解する消化酵素であるα-グルコシダーゼの働きを抑えます。ダイエット目的で飲んでいる人が多い薬ですが、これも低血糖になりやすい薬ですので十分に注意が必要です。あと、膨満感やおならが増える、といった副作用もあります。ゼニカルオルリファストとの併用はくれぐれも注意が必要です。

フォシーガ


フォシーガは、SGLT2阻害薬のひとつです。SGLTは"sodium glucose cotransporter"の略称。日本語で書くと"ナトリウム・ブドウ糖共輸送体"です。

SGLTは、グルコース(ブドウ糖)やナトリウム等の栄養を細胞内に取り込む役割を担っているため、これらを阻害すると、グルコース再吸収が減り、その分だけ尿糖の排泄が増える=血流の糖が減る→血糖値が下がる、という仕組みです。尿として塩と糖が排出されます。SGLT2阻害薬には、スーグラ、カナグル、ジャディアンスなどの種類があります。

サプリメント

BBXダイエットサプリメント

BBXダイエットサプリメントは、L-カルニチン、L-チロシン、L-テアニン、CoQ10、CLA、緑茶エキスなど、成分によりコルチゾールの分泌を調整し、食欲を抑えて食べ過ぎないようサポートするサプリメントです。コルチゾールはストレスホルモンの一種で、ストレスが溜まってくると分泌され、食欲が増したり、内臓脂肪が蓄積しやすくなったりします。コルチゾールの分泌を適度にサポートするのがBBXの特徴です。

薬の個人輸入は自己責任&医師に相談を!

薬やサプリメントの個人輸入はオオサカ堂やベストケンコー等のサイトを通じて購入が可能ですが、原則として自己責任のもとで使用する必要がありますし、重大な副作用がおこることも考えられます。時によっては保険の適用外になることがあります。薬を個人輸入する場合でも、しっかり医師に相談し、服用については指示を仰ぐようにしましょう。

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